T のプロフィール
手湿疹は一生治らない?
本当にそうでしょうか
まず簡単に自己紹介させていただきます。仮に「T」と名乗ることにします。 私は現在40代半ばの男性ですが、20代後半に差し掛かった頃から強烈なかゆみの手湿疹に悩まされはじめ、 以来14年以上、手湿疹のおさまらないかゆみと手の荒れに苦しんでいました。 病院にも通い、ステロイドの薬などを使いながらあれこれと悪戦苦闘を重ね、とうとう薬に頼らずばっちり治るところまで辿り着きました。 悩みに明け暮れて14年、そして治ってから2年経過し、そのあいだ今日まで一度も再発していません。その顛末を残そうと思いこのサイトを立ち上げました。
このサイトの中に、私が経験した手湿疹との14年に渡る戦いで得た教訓、気づき、情報をすべて押し込んでおきます。 お時間のある方はぜひ隅々までご覧ください。
最初のきっかけは、2004年か5年当時、私が26、7歳くらいの頃のことです。 ある教育系のビジネスフランチャイズの教室を職場としていた私は、勤務先である教室内の自分の事務仕事や接客の合間に、定期的に来客の使用するスリッパを消毒していました。 アルコール入りのウェットティッシュや、スプレーなどを用いて、来客が触れるものを消毒していたのです。
ある時、自分の左手中指と薬指のそれぞれ先端の方に小さいぶつぶつ、水泡のようなものが出来ているのを見つけ、ほんの少し痒みを感じるようになりました。
その頃は皮膚科などの医院には行かず、ただ家にあった軟膏やステロイドのクリームなどを塗ってやり過ごしていましたが、 ひと月以上経っても良くなっていないどころか、左手の他の指と、右手にまで広がっていることに気づきました。
確か半年ほど経ったくらいだと思います。初めて医者に診てもらいました。地域でも指折りの、相当な規模を誇るK病院の中にある皮膚科を訪ねました。 その皮膚科の先生は、その病院全体の副院長をお務めの高齢の男性で、大変キャリアが長く地域では名医としても知られている方でしたので、きっと良くなるものと思い期待していました。
「汗疱」との診断で、ステロイドを処方され、それを毎日欠かすことなく指に塗っていましたが、待てど暮らせど良くなりません。 結局薬のチューブを一本使い切り、次に病院を訪ねた際には指の皮膚を一部取って電子顕微鏡のようなものでチェックし、 結果「異汗性湿疹」との診断で別の薬を処方されましたが、それを二本以上使い切ってもまだ良くなりませんでした。
ステロイドは、あまり長期間連用すると良くないことはネットでも知っていましたので、「本当にこれは正しい治療法なのだろうか…」とうっすら疑問を感じはじめました。
別の個人開業の医院へも行きましたが、診断はやはり汗疱で、同じようなステロイドを処方されるのみで、結局どこへ行っても同じかもしれないと思い、病院へ行くのを止めました。
そんな時、…
My Hand Eczema
私の手湿疹
私の手湿疹の症状(閲覧注意)
私が自分の手湿疹を撮影した写真の置き場です。 全体的に症状が軽めのものですが、気分が悪くなる方もいらっしゃるかもしれませんので、閲覧に際してはくれぐれもご注意ください。
手湿疹との闘いの記録
最初のきっかけは、26、7歳くらいの頃のことです。 ある教育系のビジネスフランチャイズの教室を職場としていた私は、勤務先で自分の事務仕事や接客の合間に、定期的に来客の使用するスリッパを消毒していました。 アルコール入りのウェットティッシュや、スプレーなどを用いて、来客が触れるものを消毒していたのです。
ある時、自分の左手中指と薬指のそれぞれ先端の方に小さい水泡が出来ているのを見つけ、ほんの少し痒みを感じるようになりました。…