Roundup 私の手湿疹改善に関するまとめ
実際に何をしたか
ここからは一気に行きましょう。皆さん、よろしいでしょうか？シンプルに箇条書きにします。
- 半ば強制的な転職、退職、起業により、無駄な付き合いやなれ合いをやめた。ストレスの原因を根本から取り除いた。
- １とセットで酒を断つ。あるいは減らす。
- 煙草を吸う時間も惜しいくらいに楽しい趣味や関心事項を見つけ、喫煙量を減らした。とにかく一本でも減ればいい、というゆったりとした気持ちで。
- ゆっくり風呂に入る。シャワーだけでなくしっかり入浴する。
- たっぷりよく寝る。（ストレスがないので寝酒が必要ない。寝覚めが良い。）
- 食事はできるだけきちんと自炊する。白いご飯にお味噌汁、おかずはメインと小さな常備菜の二品で十分。
上記のうちで、特に私が効果が高かったと思うのは「１」「４」「６」です。 「１」については、いきなり転職だの起業だのというのも無理がありますので、皆さんの場合は、今の労働環境の中でできるだけストレスを減らすにはどうしたらよいかをお考え下さい。 これは人の数だけあると思いますので、触れずにおきます。
「４」は、ただ長く湯に浸かれというのも確かにいいと思いますが、私がやったのは洗面器に湯を張り右手をじっくり浸けるということです。
私の手湿疹は、ひどい時には目をそむけたくなるほどのものでしたので、風呂に入る際に胴体と一緒に浴槽に手を入れるのが嫌でした。 そのため、湿疹でジュクジュクした右手をいつも浴槽の外へ放り出していたのです。これが間違いでした。きちんと湯につける方が良かったのです。
そこで、洗面器に湯を張ってそこへ手を浸すというやり方を取りました。 お湯は、「ほんの少し熱いかな」という程度です。自分は浴槽に浸かり、洗い場の方においた腰掛の椅子の上に洗面器を置き、そこに湯を張り手を浸す。それだけです。 時間としては5～10分くらいでしょうか。ちなみに、入浴剤の類はいっさい使用しませんでした。
シャンプーもリンスも洗顔料も、ネットでまとめ買いしたごく普通の市販品を使っています。 石鹸は柿渋のものを使っていますが、これも1個あたり150円ですとか、200円程度で買えるものをただ使っているだけです。 特に自然派だとか、スカルプなんとかだとか、そういったものは使用していません。
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そして「６」ですが、自分で作ったご飯を美味しく食べるということです。補助的にでも結構ですので、ぜひこれも試してみていただきたいと思います。
外食や持ち帰りの弁当というのは、初めて食べる際には大変美味しく感じますし満足感も高いと思いますが、すぐに飽きが来ます。 この「飽き」というのは身体が出している負のサインなのではないか、と私は考えています。 つまり、その食事の中に自分があまり摂りたくないものが入っているのではないか、というサインです。
自炊なら、自分で使う食用油、料理酒、出汁、しょうゆ、しお、肉、魚、卵、野菜など好きに選ぶことができます。 私は常用している食用油は、少し割高ですが太白胡麻油の白です。 胡麻油と名がついていますが普通の料理に使えるもので、できるだけ有害物質を排した、身体にやさしい油と言えるのではないでしょうか。 ただしアレルギーの方はお気を付けください。
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肉や魚、野菜などの食材は、近所にスーパーで地のものが売られているかと思いますので、それらを購入し新鮮なうちに調理して美味しく食べましょう。 余らせてダメにするのはもったいないので、余りはすべて冷凍し翌日以降に利用できるようにします。
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基本的にお好きなものを召し上がってください。その時に食べたいなと思うメニューでいいのです。 ただしできるだけバランス良くするよう心がけてみてください。 レシピは、YOUTUBE やその他のネット動画、ムックなどにいくらでも出ていますので参考にされると良いでしょう。
私の好きなものは主に鶏肉か豚肉を使った料理です。魚も好きなので、ブリ、サバ、イワシ、サンマ、カツオなどを良く食べます。 野菜であればじゃがいも、ごぼう、にんじん、たまねぎ、レンコン、大根、キャベツ、レタス、ブロッコリーなどです。
※特にキャベツ、ブロッコリーは必須。両方ともアブラナ科のお野菜です。 一説には、それらアブラナ科の野菜には慢性的な炎症や疾患を防ぎ、身体の細胞の機能を保ち、若さの維持とも関連があると言われているとのことです。
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キノコ類も摂ります。エリンギ、舞茸、シイタケなど。鍋にすると堪りませんよ。 時には豆も摂ります。サラダ用のひよこ豆を買ったり、あとは豆腐などもよく食べます。 それともちろん、ご飯にみそ汁。基本です。何も玄米がいいとか、そんなことはありませんでした。普通に白米ばかり食べています。
それとできるだけ梅干を召し上がってください。緑茶も一緒だとなお良しです。 近頃は梅干も値段が上がり、国産の南高梅はなかなかの価格ですね。これは毎日は難しいかもしれませんが、何日かおきでもよいのでぜひ続けてください。 人間の身体は、酸性に傾くことで様々なトラブルが発生しやすくなると聞きました。梅干をとれば身体はアルカリ性寄りになり、不調の原因を増やさずに済むそうです。 ただし、中国産の安いものはお控えください。（個人的にはかえって危ないと思います。） そして緑茶の効能。カテキンによる殺菌力。これは、市販のペットボトルのお茶ではなく、できるだけきちんと急須で淹れたもので召し上がってください。
いきなり自炊といってもハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。 その場合は、まず身体に良くなさそうなものをやめてみる、という考え方で食生活を変えていけばいいと思います。 「何を食べたら良いか」ではなく「何を食べないようにしたら良いか」ということを先に考えてみるのです。 あれもこれもではなく、まずは何かをやめる。その方がやりやすい場合もあるでしょう。
前述した１～６の項目ですが、もちろんきちんと守っていただく必要などありません。 皆さん各個人のお身体の具合や調子とご相談のうえで、実行するもしないもご自由です。
時にはビジネス上の付き合いに顔を出す必要はありますし、そこで一滴も飲まないというのもやや感じが悪い人のように取られてしまうかもしれませんので、 あまりストレスを感じない場でしたら、少しは飲んでみるのも良いでしょう。 人付き合いそれ自体が重大なストレスになるようでしたら、決して無理はせずお誘いは断ってください。 飲み会を断って壊れる程度の関係など、はじめから結ぶ必要はないと思います。
タバコですが、私は手湿疹に悩まされながら過去に4年間禁煙していたことがあります。 その間、手湿疹は良くなるどころか、むしろ徐々にひどくなったほどでした。 実際、自分の好きな銘柄が再版されたことにより、禁煙は破られ（笑）また始まってしまいました。 ですが、日に多くとも10本程度で済んでいますし、吸いすぎた後も手湿疹は一切出てきていません。
私は寝るのが好きで、つい惰眠をむさぼってしまいます。これは…あまり関係ないのかもしれません。ただ、休める時にはゆっくりお休みください。 現代人は、仕事だからと自分自身を追い詰めすぎると思います。
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Ending
手湿疹よ、さようなら ～終わりに～
私の手湿疹は、やや良くなるかと思うとさらにひどくなる、という一進一退を繰り返してきました。治るまでなんだかんだで14年です。 かつては、ほぼ完治を諦めていましたが、ちょっとした気づきから完全に治すことができました。 2年以上経過した今でも一切症状が出ることはありません。手湿疹のかゆみも痛みも完全にさよならです！ ステロイドやその他のハンドクリームなども、一切使用していません。先述した箇条書きの項目だけです。
このサイトをご覧いただいた皆さんが、できるだけ肉体的にも、精神的にも、経済的にも、負担なく快適に毎日を過ごしていただくための一助になりましたら幸いです。
私の手湿疹の症状（閲覧注意）
私が自分の手湿疹を撮影した写真の置き場です。 全体的に症状が軽めのものですが、気分が悪くなる方もいらっしゃるかもしれませんので、閲覧に際してはくれぐれもご注意ください。
手湿疹との闘いの記録
最初のきっかけは、26、7歳くらいの頃のことです。 ある教育系のビジネスフランチャイズの教室を職場としていた私は、勤務先で自分の事務仕事や接客の合間に、定期的に来客の使用するスリッパを消毒していました。 アルコール入りのウェットティッシュや、スプレーなどを用いて、来客が触れるものを消毒していたのです。
ある時、自分の左手中指と薬指のそれぞれ先端の方に小さい水泡が出来ているのを見つけ、ほんの少し痒みを感じるようになりました。…
